60代の女性が老後を一人で暮らすための古い住宅の建替えです。
周りを住宅に取り囲まれた三角形の変形敷地、前面道路への接道は幅2m4cmと辛うじて建築可能という厳しい条件でした。
当然、車や重機が入ることは不可能で、解体、搬入、棟上げなどはすべて人海戦術で行われました。
多少足に不安のある建築主の年齢を考え、住宅内での動きやすさ、安全性を優先させた使いやすい住宅を目標に設計しまた。リビングを中心に放射状に書斎や寝室、トイレを配置しました。
人のよく集まる家で、リビングのパーティーなどに対応できるよう広めにつくり、来客用の2階にもトイレ、洗面、小さな蔵庫などを用意しました。
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